リモートワークする人におすすめの世界の都市BEST7

(最終更新 2018/08/13)

リモートワークの魅力の一つに、「はらたく場所を選ばない」という点があります。育児や介護の関係、または会社が取り入れたという理由で、リモートワークに切り替えた方もすでにいるかもしれません。ただ実際は、現在住んでいる家から在宅で仕事をする、というリモートワーカーがほとんどではないでしょうか。

例えば、家族の事情や仕事関係で、”日本国内で引越しをすることになったら?”もちろん仕事は、これまで通り続けることが可能です。では、”もし海外に住むことになったら?”

テクノロジーの発展により、コンピューターを使って仕事をする職種が増えている今、それだけで完結する仕事はたくさんあります。現在の仕事を続けつつ「ステップアップのため留学をしたい」「子供の教育のため、短期移住し海外の文化や言語に触れさせたい」「単純に新しい体験をしたい」などが可能になるのも、リモートワークの素晴らしい点の一つです。

今回は、リモートワークしつつ、もし海外に滞在するとしたら”どの国の都市が住みやすいのか”のBEST7をご紹介したいと思います。(2016年11月21日現在)

7位:マドリード・スペイン 1ヶ月の生活費:$2,179

null
生活コスト、仕事環境、アクティビティなど全体的に見て、平均より上の評価で満足度が高い都市です。

治安面も安心で、人々や人種に対してのフレンドリー度の評価が高いのはラテンの国だからかもしれません。大都市なのに、自然が楽しめる場所がたくさんあるのも魅力の一つです。生活の質も良く、遊びの面でも楽しめる都市ですが、イングリッシュスピーカーが少ないのが最大の難点です。

6位:プラハ・チェコ共和国 1ヶ月の生活費:$1,643

null
外国人や女性にフレンドリーで、平和であり、プライベートの充実度がとても高い都市です。

無料WIFIやインターネット環境に加え、スタートアップ企業や仕事環境においては、普通という評価でした。ただ、空気があまり良くなく、他の人種に関してあまりオープンではない国民性のようです。私たち日本人がこよなく愛する温泉も有名です。仕事はそこそこに、プライベートを重視したい人におすすめの都市です。

5位:マイアミ・アメリカ 1ヶ月の生活費:$4,325

null
最大の難点は、高額な生活コストですが、それ以外はかなりの高評価で何不自由なく過ごせる都市という印象です。

生活環境の評価は4位のオースティンとほぼ同評価で、タイトな差で5位となりました。ビーチが最高にきれいで、ラテンの歴史が残る場所です。ポジティブな環境で仕事と生活が楽しめそうです。

4位:オースティン・アメリカ 1ヶ月の生活費:$3,309

null
インターネット環境が抜群で、仕事をするのに最適です。スタートアップ企業にかなりおすすめという評価でした。

空気もきれいで、安全、ナイトライフやアクティビティも楽しめます。難点は、生活コストが高額という点。多くのハイテク企業が駐在するオースティンは、今一番ビジネスに最適な街と言われています。規模はコンパクトでありながら、なんでも揃う便利な街という印象です。

3位:台北・台湾 1ヶ月の生活費:$1,637

null
無料WIFIの環境が抜群に良く、仕事のために必要な環境がしっかりと揃っています。

スタートアップ企業にもおすすめの場所です。異国の雰囲気を残しながらも、外国人にフレンドリーで安全なところが人気の理由かもしれません。ほとんどのカテゴリーにおいてハイスコアの評価ですが、トータルの生活コストが他の都市とさほど変わらない点と実際に英語を話す人が少ないという評価で3位にランクインです。

2位:チェンマイ・タイランド 1ヶ月の生活費:$778

null
生活コストが安価なのに治安が良く、そこそこ楽しめるアクティビティも充実しています。

暖房設備も問題なく、無料WIFIの環境も良いので仕事環境は悪くないという評価です。最大の魅力である物価が安いという点に加え、年間を通して快適に過ごせる環境が人気の理由ではないでしょうか。ナイトライフの充実度と英語の通用度が低いなどのマイナス点もありますが、マイペースに仕事と生活を満喫できる環境のようです。

1位:ハンガリー・ブタペスト 1ヶ月の生活費:$1,266

null

生活コストは平均、空気がきれいで、ナイトライフもそれなりに楽しめます。平和・安全であり、女性にも優しい。冷暖房もきちんとあり、トータルで快適な生活が仕事をしながら送れるという評価です。ライフワークバランス値が高い都市として堂々の第一位です。街並みが素晴らしいので、住んでいるだけで特別な気分になれそうです。少しだけ難点があるとすれば、無料WIFIの環境と英語があまり通じないという点があります。

まとめ

今回参考にしたサイトは、実際にその国に訪れ滞在している人々からのコメントや評価をリアルタイムで追記しているサイトです。これらのランキングは、生活コストから始まり、アクティビティの充実度やゲイフレンドリーであるか、人種に対しての寛容度など22に及ぶ様々なカテゴリーでランキングされています。また、住居や食料品、コーヒーやビール一杯の値段から税金に関しての情報も載っています。それらは、年や月ごとなどで検索が可能です。

現在、国内外においてのリモートワーカー人口は確実に増えてきています。さまざまな事情により、リモートワークでしか働けないという方もいるでしょう。その一方で、フレキシブルな就業スタイルを好み、プライベートの時間を充実させたいという方も少なくありません。人生をより豊かにする方法の一つとして、海外に住む!という項目があれば、その時はぜひこちらを参考にしてください。

『参考資料』Nomad List

海外に行ったら一度は訪れたい!異空間を演出する世界のコワーキングスペース

翻訳・ライター:sasaki
カナダ在住。各地図書館の本を読破することが楽しみの一つ。いわゆる本の虫。言葉や文字にとても惹かれ、現在は英・仏語を話し、国内外で語学講師の経験を持つ。移住を機にリモートワーカーとなり執筆、翻訳、通訳、取材、商品紹介のキャッチ等を手がける。述べ20カ国以上を旅した経験から世界は繋がっていると体感し、国も人種もボーダレスな人生を謳歌する一児のママ。世界中のリモートワーカーの実態を日本へ伝えることが目下の関心事。

Remote Work Laboではリモートワークに関するご相談をお受けしております。
以下のボタンより、お気軽にご相談ください。

ご相談はこちら