オススメ書籍

ここでは、リモートワークを実践するにあたって参考になる書籍を紹介しています。企業でリモートワークを導入するには、働く側の人のノウハウに限らず、会社としてのマネジメントの工夫が必要になります。ここで紹介する書籍には、そんなリモートワークに適したマネジメントを行っている会社の実践からのノウハウが記されています。

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

ジェイソン・フリード (著), デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン (著), 高橋 璃子 (翻訳)
早川書房 (2014/1/24)
“Basecamp”というプロジェクト管理ツールを提供しているBasecamp社の経営者によって書かれたリモートワーク本。彼らの前作「小さなチーム、大きな仕事」のコンセプトを継承し、働き方や採用について、より詳細に書かれた本です。本当に優秀な人材でチームを構成したいなら、場所や距離など関係なく採用し働けば良い。それを実現するための取り組みと姿勢について書かれています。

マイクロソフトを辞めて、オフィスのない会社で働いてみた

スコット・バークン (著), 依田卓巳 (翻訳)
新潮社 (2015/2/18)
マイクロソフトで働いていた著者が、有名ブログサービスの”wordpress.com”を提供するAutomattic社に入り、そのワークスタイルを実践した記録を1冊の本にした。Automattic社は全国各地に社員が散っていて、日常的に使うオフィスがないというのです。そんな働き方ができる背景には、どんな文化や制度、マネジメントがあるのか、元大企業のマネージャーの視点で書かれています。

リモートチームでうまくいく マネジメントの〝常識〟を変える新しいワークスタイル

倉貫 義人 (著)
日本実業出版社 (2015/12/17)
日本の企業におけるリモートワークの事例を記した本です。リモートワークは働き方に対して先進的な欧米だけのものではなく、日本の企業でも実践できるということを示した事例になっています。ソフトウェア開発「納品のない受託開発」に取り組む株式会社ソニックガーデンが、自社で取り組んできたリモートワークまでの道のり、そこで得たナレッジを、その創業者が自ら書いています。