全国60箇所以上の教室をつなぐのは、社会を変える熱い思い ~ NPO法人マドレボニータ

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インターネットが産む共感と仲間

倉貫

インターネットを通じて共感する仲間を増やしていった訳ですね。林さんも、知ったのはインターネットからですか?

そうですね。私は2006年に最初に出産してるんですけど、そのときにもう(吉岡)マコさんとか、古いインストラクターのブログを見ていて知ってました。IT業界にいたので、ネットはよく見るので出産や産後の情報を探していました。

倉貫

必ず出てくるんですね。

産後の詳しい情報がマコさんをはじめとする、マドレボニータのインストラクターのみなさんの情報しかないんですよ。ブログを読んで「いつか教室に行ってみたい」と思っていたのですが、第1子のときに行けなくて、4年後の第2子のときに初めて行くんです。

吉岡

ネットとリアルの橋が、実は結構距離があるっていう。

そう。あるんですよ。

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吉岡

知ってたけど、1人目のときはリアルの教室に参加するには至らなかった。

倉貫

参加に至らなかったのは教室の敷居が高かった?近くになかった?

乳飲み子を連れて外出が怖くてできないんですよ。電車に30分ぐらいしか乗らないんですけど、もう全然行ける気がしない。第2子のときも電車に乗ると泣くんじゃないかって怖くて。泣いても降りればいいじゃないって発想にならなくて。

吉岡

そういう思考にならないんだよね。

それで、車で最初行って。案の定、帰りにもうギャン泣きしてて、「ああ、よかった、車で」みたいなところから始まるんですよね。

倉貫

林さんは、教室に通っていた参加者から、NPOの中の人になったんですね?

そう最初は受益者でした。

倉貫

NPOの中に入る人たちは、そうやって参加してから、受益者からステップアップしていく感じが多いですか?

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吉岡

そうですね。そういう方が多いです。まず参加、お客さんとしてまずは来て、そこからマドレボニータは会員制度があるんですけど、その会員になって活動を応援してくださるようになって。

倉貫

中の人になる前に会員があるんですね。

吉岡

会員としての応援の仕方はすごく濃淡はあるんですけど、会費を払って金銭的にサポートするというところから始まって、「こういうプロジェクトがあるから、ボランティアで参画します」とか。やっぱりボランティアでの働きぶりを見させていただいて、「ぜひ有給スタッフとして働いてもらいたい」と思って、そんな感じですね。

倉貫

一緒に働くのは大事ですね。

もう今残っている方たちって、もうほとんどそうですよね。

吉岡

そうですね。

リモートワークも含めて、常に新しいものを使ったりするので、ネットやツールのリテラシーが求められるんですけど、そこはボランティアの中で習得された方も結構多くて。

倉貫

ああ、最初からできるわけじゃなくて。

なくて、全然。

吉岡

全然。例えばイベントをやるってなると、「ミーティングをSkypeでやります」「アジェンダはGoogleドライブのスプレッドシートでやりますよ、誰か議事録を取ってください」とか。そうすると、もうやらざるを得ないじゃないですか。

倉貫

もうこの時点で、「スプレッドシートって?」みたいな(笑)。

そうそう。「Skypeは使ったことありません」ドキドキみたいなところから始まって、ただやりたいから教え合うんですよね。「私はやったことあるよ、教えるね」って言って、そこから結構早くて、わりとみんな付いてきてますね。

吉岡

だから、もう事務所で対面で手取り足取り教えてもらえないと不安になっちゃって無理っていう人は、やっぱり適性としては難しいですね。

倉貫

どうしても適性はありますよね。でも、まずはそこがボランティアで分かる、お互い分かるなら、良いですよね。

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吉岡

そうなんですよ。採用してから分かるんだとちょっと気まずいけど。

倉貫

困っちゃいますもんね。

吉岡

でも、それこそ自分は苦手だって思ってたけど、ボランティアのときにやってみたら「意外とコミュニケーションが取れるじゃん」とか。

倉貫

できることがわかるんだ。

吉岡

もうそれでSkype飲みとかいって、ボランティアの人たち同士で飲み会をやってる人たちとかがいるから。

倉貫

いるんですか(笑)。

そう。普通にね。

吉岡

本当はみんなで集まって飲みたいけど、子どもの寝かしつけもしなきゃいけないし。

そう。子どもが寝た後にとかやってる(笑)。

倉貫

いいですね。リモート飲み会、僕らもやってます(笑)。

吉岡

やってますか(笑)。さすがです!