テレプレゼンスロボットで臨場感のあるコミニュケーションを

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リモートワークを導入するにあたって、必ずあげられる不安要素のひとつに「コミニュケーションの取りづらさ」があります。それをできるだけカバーするためには、個々の意識改革やより使いやすいツール選びが不可欠です。
web会議にはZoomやGoogleHangout、チーム全体で共有するコミュニケーションツールとしてはRemottyなど、適したツールはたくさんありますが、より臨場感のあるコミュニケーションを求めるなら、テレプレゼンスロボットの使用を視野に入れてみるのも良いかもしれません。

テレプレゼンスロボットとは?

テレプレゼンスロボットとは、ディスプレイを頭部に持ち、それをwebにつないでコミュニケーションを取る能力と、遠隔操作による移動能力を併せ持つコミュニケーションツール。頭部ディスプレイには主にタブレット端末を使用し、高品質な映像でのweb会議が可能。相手側にいるロボットを遠隔操作でコントロールし、自走式の場合はコミュニケーションを取る相手を選んで移動したり、据え置き型の場合は相手を探して首を回すこともできます。
より在宅勤務が一般的なアメリカにおいては、2014年頃から幾つかの企業でテレプレゼンスロボットの開発が行われ、主に医療や教育の現場での普及が始まっています。
テレプレゼンスロボットの最大の利点はその「場」にいるという臨場感が演出できるというところ。
Zoomなどのweb会議ツールを使えば、リモートワーカーが現場の会議に参加することが可能ですが、どうしても印象は平面的なものになります。テレプレゼンスロボットはディスプレイを使ったweb会議の要素に、動きを加えることで、より対面に近い感覚を与え、web会議特有の違和感を軽減することができるのです。

安価でコンパクトなテレプレゼンスロボット「Kubi」

現在日本国内で販売されているものには、Double Roboticsの「Double」、Revolve Roboticsの「Kubi」、Suitable Technologiesの「BeamPro」「Beam+」などがあります。
特に据え置き型の「Kubi」は、コンパクトで持ち運びに優れ、比較的安価での導入が可能。高価な専用システムなどは一切なく、手持ちのタブレットやスマートフォンに無料のアプリをダウンロードするだけで、すぐに利用することができます。搭載できるタブレットの種類も幅広く、アクセサリをメーカーを問わず組み合わせられるところも利点です。
操作側から自由に視線を動かすことができるので、例えばサテライトオフィスとリモートワーカーが混在している場合に、より違和感なく会議に溶け込むことができます。総重量も680gと軽いので、持ち運んで現場の視察などに生かすのもおすすめ。
クラウドファンディングによってシリコンバレーで生まれたという「KUBI」。現在アメリカでは、医療現場やビジネス、教育、家庭と様々な場所で幅広く活躍しているそう。
日本での導入事例はまだまだ少ないですが、「コミニュケーションに困っている人や、webでのコミニュケーションに躊躇している人にとって良いきっかけになれば」と販売担当者はさらなる導入に意欲的です。

現在は主に病児のバーチャル登校や企業の受付が活躍の現場となっていますが、リモートワーク導入にあたって、現場とのコミニュケーション方法への不安を抱える企業には、ひとつの選択肢として有効であると言えます。
これからますます浸透していくであろうリモートワークの、大きな手助けになり得るテレプレゼンスロボット。今後の展開に期待が寄せられています。

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