会社にリモートワークを認めさせる5つのポイント

(最終更新 2018/08/01)

インターネットが普及して数十年、リモートワークは従業員にとって夢の働き方ではなく、現実的で身近なものとなりました。実際100%リモートワークで仕事を行うのは充分に可能なことなのです。それにも関わらず、企業側が「自宅で仕事をする」というアイディアを受け入れることに対し、遅れた考えを持っているのが現状です。

今回は、オンライン関連の企業で就職し、初めはオフィス勤務だったものの、その後会社を説得、完全なリモートワーカーとして働くことに成功した、実体験に基づく5つのポイントをご紹介します。

1.会社や上司のニーズを考えてアイディアを提案


当たり前のことですが、なぜ自宅で仕事をしたいのかという理由は、あなたにとって重要なことでしょう。しかし、上司にとってそのことは優先事項ではないのです。

例えば、その理由が「まだ小さい子供ともっと一緒に時間を過ごしたい」または「一日中パジャマで働きたい」、「ガソリンの節約」など、色々と自宅で働きたい理由はあるかもしれません。ただし、これらをリモートワークをしたい理由のメインとして提示してしまうのは、あまり良いアイディアとは言えません。

その代わりに、自宅で働くという環境の変化が、会社や上司にどの様な利益をもたらすかという点について話しをしてみてください。自宅で仕事をしたほうが作業に没頭でき、より効率的になる。または現在の職務上で、より良い方向性のプロジェクトを模索する時間ができるという様なことを提案するのです。

2.事実と統計データの提示


従業員が自宅で仕事を持つことは良い案である、ということを実証するための情報や統計を集め提示するのです。調査会社が公開しているホワイトペーパーや実体験を載せているなど、信頼のおけるブログ記事を探すことから始めると良いでしょう。

3.1ヶ月の試用期間を提案


もしすでに在宅勤務の許可があり、経験済みであれば、今後100%リモートワークで働いたとしても、優れたパフォーマンスができる従業員であると説明が可能です。ただ、そうでない場合、上司はどうやってその事を理解できるのでしょうか?

それを知ってもらうためにも、1ヶ月〜数ヶ月の試用期間を提案しましょう。そして、こう上司に伝えるのです。「お試し期間中に、この方法が会社にとっても有益で意味のあることと感じてもらえなかった場合、今後はオフィスに戻って働き、二度とこの様なお願いは致しません。」

このように申し出れば、この願いを却下することは難しいと上司も感じることでしょう。

4.なぜリモートワークをしたいのかを証拠と共に説明する


上司が、会社のニーズを何よりの優先すべき事項だと考えることは当たり前のことです。つまり、リモートワークをしたいあなたの個人的理由を挙げることが重要です。

例えば、ある同僚は、「私には人生にとって重要な信仰があり、それを続けていく為にもコスタリカに移住しなければなりません。そのため、永続的にリモートワーカーとして働きたいです。」と上司を説得したことがあります。

最終的に会社側は、この経験が彼自身のパーソナルな人生をより充実させるものであったと知りました。そして、雇用者を含むほとんどの人たちは、私生活の肯定によりポジティブな影響を得ることができ、同様に、プロフェッショナルな仕事の分野にも効果が現れるということを理解したのです。

5.欲しいものを手に入れるには、タイミングが鍵!


もちろん、まだ働き始めたばかりの従業員に永続的なリモートワークを許可する雇用主はそうそういないでしょう。信頼を築きながらも、タイミングが鍵となるのです。せめて1年はオフィスで働くか、またはオフィス内で堅実に働いた後、リモートワークの提案をすることをお勧めします。

そして、もしあなたの上司がNOと言ってもがっかりしないで下さい。きっと、週に数日のリモートワークであれば同意してくれると思います。その計画を受け入れ、そこからスタートしましょう。そのうち何らかのタイミングが訪れるはず、その時を待つのです。

6.まとめ

自宅で仕事をすることは、バラ色ではありません。時間内に必須の仕事を終わらせることは、オフィス勤務と同様大変なことですし、そういう時間を孤独に過ごさなければならないという経験もすることでしょう。

ただし、100%リモートワークで働くということは、リラックスした状態で仕事に集中でき、優れたパフォーマンスを発揮できます。そして、自分の興味のあることに費やす時間が増えるのです。それって、たぶん上司でさえも望んでいることではないでしょうか。

原文/Katheryn Rivas Convincing your Employer to Let you Telecommute Permanently

翻訳・ライター:佐々木久枝
カナダ在住。各地図書館の本を読破することが楽しみの一つ。いわゆる本の虫。言葉や文字にとても惹かれ、現在は英・仏語を話し、国内外で語学講師の経験を持つ。移住を機にリモートワーカーとなり執筆、翻訳、通訳、取材、商品紹介のキャッチ等を手がける。述べ20カ国以上を旅した経験から世界は繋がっていると体感し、国も人種もボーダレスな人生を謳歌する一児のママ。世界中のリモートワーカーの実態を日本へ伝えることが目下の関心事。

 

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