<リモートワーク入門⑦>リモートワークにおける「雑談」の重要性

リモートワークで働くメンバーがいかにしてお互いを仲間と認識するか、それもチームを良いものにしていくための大きな課題です。

同じオフィスで働いていれば、ランチを一緒に取ったり、終業後に飲みに行ったりというコミニュケーションが取れますが、リモートワークではそうもいきません。ではどうコミニュケーションを取るのが得策なのでしょうか?

実はリモートチームにこそ「雑談」が必要なのです。

「雑談」「コミニュケーション」と言っても、お互いのプライベートに踏み込むわけではなく、仕事中にする「目的や結論を求めない会話」を意味します。仕事中にさわさわ雑談をするなんて、生産性や能率が落ちてしまうのでは?と思う方もいらっしゃると思います。しかしこの「雑談」は、お互いの形を意識し、仲間だと認識する手段につながっていく重要なツールになり得るのです。

「雑談」の手前にあるのが「独り言」です。通常リモートチームの仲間は、物理的に目の前には存在しません。黙っているとそれだけで存在そのものがないように感じられてしまうのも仕方のないこと。そこを解消するためには常にお互いの存在を意識できるようにすることが必要になってきます。
例えば「Remotty」のようなバーチャルオフィスツールには、twitterに似た「つぶやき」の機能が付いています。もしくはチーム共通で使用しているチャットツールでも構いません。そこに自分の状況や心境、仕事のことから
「お腹すいた」「ちょっと外出」などなんでもないことまでどんどん「独り言」を連ねていくことで、実際に目の前にいて言葉を交わしていなくても、自分自身がそこに存在していることをアピールできるのです。

そうした「独り言」から「雑談」に発展することももちろんあるでしょう。「独り言」から生まれた「雑談」が仕事上の助け合いや新しいアイディアへ繋がることも。頻繁に「独り言」を発信している人に対しては、存在への認識はもちろん軽い親近感も生まれます。そうして一見バラバラに見えるリモートチームにも、「雑談」によって「場」が生まれ、連体と信頼を構築してゆけるのです。

オフィスでずっと独り言を言っている人や雑談にばかり興じている人は、少し迷惑になってしまいますが、リモートワークにおいては連綿と続く「独り言」や「雑談」が良いチームを作るための重要なファクターとなるのです。

 

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