ぶっちゃけリモートでエンジニアってどう?9社に本音を聞いてみた

リモートワーカーはエンジニアが多い?

エンジニア
パソコンひとつで完結する仕事、デスクに向かって作業することがメインの仕事は、リモートワークが浸透しやすいものです。リモートワークラボでも、様々な会社にインタビューを行ってきましたが、中でも1番多かったのは、システムエンジニア。マシンスペックさえ確保できれば仕事の「場所」にこだわらなくていい、という点でリモートワークの浸透が早いジャンルのようです。

そんなリモートワークエンジニアの方々が、普段どんなふうにお仕事をしているのか、リモートワークに対してどんなメリット・デメリットを感じているのか、工夫や周囲とのコミュニケーションの取り方など、役に立つ話が満載のインタビューをご紹介します!

リモートワークエンジニア、メリットとデメリットは?

メリット1. 時間を最大限に使える

時間
「通勤に時間を割かなくて良い」というのは、多くの人が感じるメリットのようです。移動時間を仕事や勉強、家事などに充てることができるのは、有効ですね。

メリット2. 育児や家事、介護と両立しやすい

家族
育児や介護で思うように働けない、会社の条件に合わせられない、という人は多く存在します。働く場所を選べるリモートワークなら、早退や欠勤をしなくとも、家族を迎えに行ったりケアしたりということが格段にやりやすくなります。

メリット3. 好きな場所に住める

リゾート
通勤しなくて良いわけですから、住む場所も、わざわざ会社の近くを選ばなくても良いということ。極端に言えば、特定の居住地を持たずに、全国各地を転々としながらでも働けるのです。もちろん通信環境の確保だけはマストですね。

メリット4. リフレッシュしやすい

リフレッシュ
ちょっと散歩する、お昼ご飯は自炊してみる、カフェやコワーキングスペースに行って環境を変えてみるなど、場所にとらわれないということは、それだけリフレッシュ方法のバリエーションも多くなります。独自の方法やルールを見つけてみるのも、楽しみのひとつになりそうです。

デメリット1. 生活リズムが崩れる、自己管理が難しい

リズム
リモートワーカーにありがちなのが、「働きすぎてしまう」「ペースが作れず捗らない」などの「リズム問題」。特に昼夜問わず仕事に触れてしまう「働きすぎ」の人が多いようです。休憩時間を作る、終業したらもうパソコンは触らない、仕事中はSNSにアクセスできない設定にする、などのマイルールを作るのが有効です。

デメリット2. コミュニケーションや情報共有がうまくいかない

困難
特にリモートワーカーが少ない、事務所が主体のチームに多い問題です。やりとりはweb上で行う、必要な情報は全てペーパーレス化・クラウド化する、ログを残すなど、チームとしてコミュニケーション方法をよく話し合って確立する必要があります。共通の良いツールを導入することもおすすめします。

デメリット3. 「何をしているのか」が見えにくい

仕事
「今、パソコンの前にいるのか」「進捗はどれくらいか」「何を課題を感じているか」をコミュニケーションツールや社内SNSを通じて、常にアピールするのが大切です。使いやすいツールをチームとして導入することももちろんですが、リアルなコミュニケーションがない分、web上では饒舌であることが求められますね。

デメリット4. 寂しい

孤独
必要はなくとも、「なんとなく他人がいる安心感」というのは多くの人が感じるようです。ハッシュタグやチャンネルに雑談部屋を作ってつぶやき合う、常時web会議をつないでおいて、いつでもなんとなく音が聞こえるようにしておくなど、会社によって様々な対策を講じています。寂しさの解消以外にも雑談は、思いも寄らないアイディアの誕生や、課題の解決など多くの可能性を秘めています。ぜひチームで「雑談」の方法を考えてみてください。

リモートエンジニアの本音と働き方、聞いてきました!

働き方も、働く場所も「DIY」する会社 〜 株式会社ヌーラボ(前編)


名古屋の自宅と京都の事務所を往復しながらリモートワーク。リモートでのコミュニケーションを楽しく進めるために「Backlog」を開発したそうです。
 
 

Uターン+青森+アイシングクッキー屋さん=最先端なフルリモートエンジニア 〜 株式会社ピースオブケイク 福井氏(前編)


青森にUターンしてフルリモート生活に。チームから離れて仕事することや、自分をコントロールするための試行錯誤など、現場のリアルをお話ししてくださっています。
 
 

「即レス」文化をなくせば、コミュニケーションはもっと穏やかで効率的になる〜Doist社(前編)


単身海外に赴任し、世界中に散らばるメンバーとコミュニケーションを取りながら開発をしていらっしゃいます。タイムゾーンの違う人たちとのコミュニケーションの取り方などをお話しくださいました。
 
 

「アーティストになりたい=上京する」を覆す!〜株式会社クレオフーガ(前編)


岡山の開発拠点、東京の営業・広報拠点、そして岡山の自宅という3者間のリモートワーク。会社として行なっている情報共有のための施策がとてもユニークです。
 
 

「世界中どこにいても働ける」ワークスタイルの実現を目指して〜株式会社ブイキューブ


仙台の拠点で、子育てと両立しながらのリモートワーク。時間を柔軟に使いながらお仕事をされています。ふるさとテレワーク推進事業の実証事業として、サテライトオフィスを始めたそう。
 
 

【通勤という非効率性の排除。生産性の追求により得たものとは?】前編~合同会社selfree


生産性を重視してリモートワークを導入。「リフレッシュしながら働ける」熱海で開発をされています。どんな流れでお仕事されているのか、リモートと対面の使い分け方などお話しくださいました。
 
 

【インターンの新しいカタチ。リモートワークで50人のインターンと共同開発】前編~ 合同会社フィヨルド


50人のインターンがリモートで開発。学習する週と仕事をする週を交互に設ける、画期的な手法でエンジニアを育てています。
 
 

【鹿児島からのフルリモート!単純な成果物だけでなく、プロセスもアウトプットする】前編~新沼 貴行氏


鹿児島・東京間のフルリモート。様々な情報共有サービスを試行錯誤し、ベストなものを紹介してくださいっています。仕事とプライベートを上手に切り替える方法も。
 
 

【リモートワークスタイルのフラッグシップに】 チームで働くリモートワーカー集団ソニックガーデン(前編)


業界のフラッグシップモデルとも言える、リモートワークエンジニア集団。仕事や組織、セルフマネジメントの重要性についての対談です。
 

リモートワークのスタイルも、人それぞれ

それぞれ
ひとくちに「リモートワーク」と言っても、会社によって文化や方法など実に様々です。メリットと感じること、デメリットと感じることも、人それぞれ。大切なのは、コミュニケーションのパターンをチームで確立すること、どんな些細な問題も、話し合うことです。

ご紹介したインタビューを参考に、ぜひ自分のワークスタイルを考えてみてくださいね!

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