リモートワークは「ちょっと相談させて」が言いづらい? コミュニケーションに関する2つの極意

リモートワークを導入してみたけど、なんだか寂しい・コミュニケーションがうまくいっていない気がする・オフィスにいる時のように気軽に話しかけられない…という相談が、リモートワークラボに寄せられることが多々あります。

リモートワークはあくまで、チームとして仕事や成果を共有しながら、それぞれが離れた場所で作業をすること。同じ場所に「物理的にいない」というだけで、オフィスに集まって仕事をしていた時とさほどの差はないのです。とはいえ、突然目の前にいない人間とコミュニケーションを取らなければならない、となったら、戸惑いを感じてしまいますよね。

今回は、リモートワークでも気軽に話しかけられる「場」を作る方法について、お話しします!

リモートワークのコミュニケーションに足りないもの

オフィスでのコミュニケーションを4つに分類すると、図のようになります。これをデジタルに置き換えてみましょう。

リモートワークに切り替える時、ほとんどのチームでは、オフィスでやっている「仕事」の部分をどうオンラインに振り返るかを考え、実行します。資料は全てクラウド管理にする・会議はweb会議にする・仕事に関する連絡事項などはメールやチャットで全体公開するなど、ほとんど卒なくこなすことができるでしょう。

しかしここで問題になるのが図の右上の部分。「声かけ」「挨拶」「雑談・相談」「つぶやき」など、オフィスにいる時にはあまりに意識していなかった些細なコミュニケーションが、実はチームを形作るのにとても重要なのです。

ここで言う「雑談・相談」「つぶやき」とは、当たり障りない世間話やプライベートな会話のことではなく、「目的や結論を決めない会話」のことを指します。

仕事やクライアントに関する雑感や意見、今自分がどんな作業をしているか、ちょっと困っていること、少し達成できたことなど、ミーティングを設けるほどではない、ひとりごちに近いようなとりとめのない内容をどんどん吐き出していくことで、仲間の心境や状況が自然と伝わるようになります。そしてそれがやがて「声をかけやすい」「相談しやすい」「助け合える」風土を作っていくのです。

では、このための「些細なコミュニケーション」をオンラインでどうやって取ればいいのでしょうか?

解決策1:雑談する「場」を設ける

オフィスに集まって仕事をしている時は、目の前や隣にいる人を目視して「あのさ」と話しかけることができました。リモートワークでは、相手を目視することができませんので、最初からみんなが雑談をする「場」を設けておくのがおすすめです。

1番わかりやすいのは、Slackなどのコミュニケーションツール内に雑談用のチャンネルを作ることです。そこはチームメンバー全員が自由になんでも書き込んで良い場所として、事あるごとにポツポツと書き込んでいく事にしましょう。気づいたことや困っていること、愚痴や相談事でも大丈夫。メンバーの書き込みにリプライを返してももちろんOKです。そこから新しい議論やアイディアが生まれることもあるかもしれません。

もっと個人的な「つぶやき」チャンネルも有効です。雑談チャンネルよりもっと小規模に、リプライを期待しない個人的なことを書き込みます。

「お腹すいた」「ちょっとトイレ」「工事がうるさい」などなんでも良いのです。そのつぶやき群がネット上であなたを形作る助けになります。ひいては生存確認や在席確認になることも。雑談にしろ呟きにしろ、物理的なオフィスにいる時より意識的に「饒舌」になることが大切です。

解決策2:ネット上に「オフィス」を作る

雑談も呟きも、連絡事項も会議も、できればひとつのツール内に集約しているのが理想です。もちろんひとつひとつバラバラのツールでも、チームメンバーがツール自体を共有していれば問題ありませんが、オンライン上に「オフィス」を形成して、出勤し、作業し、情報を共有し、退勤するまでをカバーできると、よりリモートワークはスムーズになりますし、みんながそこに「いる」という感覚がより形成しやすくなります。慣れてくれば、そのオフィスにいる仲間に、いつでも気軽に声をかけることが普通になっていくでしょう。

Remottyは、チームメンバーがオンライン上に集まる場所=オフィスをできるだけ再現できるように作られています。

導入やお試しの検討など、随時承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

土佐光見

リモートワーク研究所研究員・ライター。 webショップの企画運営、web制作、ディスクリプションライティングを経験し、フリーランスに。リモートで働く二児の母。趣味は読書、観劇、俳句。