テレワークって生産性上がるの?課題やリスクも…

現在、働き方改革の一環として注目されている「テレワーク」。2017年におけるテレワーク導入の企業数は14万社(企業導入率 4.7%)、2022年では29万社(企業導入率 9.7%)になると予測されています。

テレワークをすれば通勤は不要。その分の時間を労働に回すことができれば、経済効果を得ることができるとされてます。予測では、GDP押し上げ効果は約4,300億円。さらに、女性や高齢者などの労働参加拡大が予想されるため、経済効果はさらに大きくなりそうです。

今回は、テレワークを導入するメリットや、導入への課題を解決するための方法などをご紹介します。

働く側・企業側それぞれが考えるメリット

導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。働く側と企業側それぞれの声をピックアップしてみました。

働く側から見たメリット

・通勤時間がなくなる
・家庭や育児、介護などと両立できる
・作業に集中しやすく、生産性の向上につながる
・自己管理的な働き方ができる
・仕事への満足度と労働意欲の向上

【実際の声】

「通勤の必要がなくなったため、時間を有効に使えるようになりました」
「1人での作業なので、仕事への集中力が高まりました」
「家族と過ごす時間が増えました」
「介護や家事と両立できています」
「仕事のやりがい、スキルアップの意欲にもつながっています」
「メリハリが できて効率も上がりました」

やはり通勤から解放されるというのは大きいようですね

企業側から見たメリット

・ワークライフバランスの最適化による生産性の向上
・離職率の低下
・事業運営のコストが削減できる
・企業イメージの向上
・震災などによるリスクを分散できる

【実際の声】

「残業時間が6割も減りました」
「周りから大きな反響があり、仕事や取材の依頼が増えました」
「移動や電気などのコストが大幅に削減されました」
「仕事の棚卸しがなされたことで、生産性が向上しました」
「女性社員が増え、活躍してくれていることが嬉しいです」

生産性の向上

2017年の調査では、50.1%の企業が「労働生産性の向上」をテレワークの導入目的としてあげています。そのうち、82.1%の企業がテレワーク導入により目的とする効果を得たと回答。テレワークの導入は、労働生産性向上に効果があると考えられます。

導入の課題

一見してメリットが多いテレワークですが、まだまだ課題が多いのが現状です。実際にどのような課題があるのでしょうか。

■コミュニケーション不足

従業員同士で顔を合わせて話をする機会が少なくなるため、コミュニケーション不足に陥りやすいです。それによってチーム力が低下したり、情報共有がおろそかになる可能性もあります。

■労働時間の管理が難しい

業務実態や、正確な就業時間を把握するのが困難なので、不安を感じる管理者も多いようです。
また、働く側にとっては、自宅で働くとオンとオフの切り替えが難しくなります。長時間勤務や深夜労働、サービス残業をしてしまうことがあるかもしれません。

■情報漏えいのリスク

オフィスから離れた場所に書類やデータを持ち出すことになるので、オフィス内で作業するケースより情報漏えいの危険性は高まります。
モバイルなど、持ち歩きやすい端末を使用する場合には、紛失や盗難などのリスクもあります

課題を解決するには

ここからは、上記の課題を解決する方法をご紹介します。

■ITツールを活用する

遠隔でのコミュニケーションをスムーズに行うために、顔を見て会話ができるWEB会議、気軽にコミュニケーションが取れる社内SNSビジネスチャットツールを導入しましょう。
情報共有については、業務報告をする時間や方法を決める、チーム単位で管理して上司に報告するなど、社内でのルールを定めるとよいでしょう。

■勤怠管理システムの活用

実際に働いていた時間がわかるログ管理や勤怠管理システムを導入したりなど、しっかりと実態を把握できる仕組みを整える必要があります。
また、残業は時間を有効活用できるというテレワークの利点が覆りかねず、生産効率も落とすことにもなります。あらかじめ残業を禁止するとよいでしょう。

■セキュリティ対策

まずは、研修などで従業員に情報セキュリティに関する教育を行い、リスク管理意識を育成しましょう。
そのうえで、ウィルス対策ソフトの導入パスワード管理の徹底など、セキュリティ対策を万全に行います。

まとめ

効率的に仕事を進めることを可能にし、会社全体の生産性も向上させるテレワーク。すでに多くの企業が導入しています。

現在、多様な働き方が求められています。まだテレワークを導入していない企業は、メリットや課題をよく理解したうえで、検討してみてはいかがでしょうか。

次はどういう順序でリモートワークを導入するステップについて見てみましょう

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この記事を書いた人

上條真由美
上條真由美

長野県安曇野市出身。ファッション誌、テレビ情報誌の編集、求人サイトのライター、ディレクターを経て独立。幅広いジャンルで取材や執筆を行なっている。肉食、ビール党、猫背。最近は落語がブーム。写真は友人とのタイ旅行にて。

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