新しい働きかたを支えるコミュニケーション ~ ChatWork 山本正喜 x SonicGarden 倉貫義人

新しい働き方を支えるコミュニケーション | ChatWork 山本 正喜 x SonicGarden 倉貫 義人

第8回 大きくなればなるほど価値観の明文化が大事に

倉貫

ChatWorkさん的には、ついに40人ルールを破って、大きな会社になろうとされてますね。

山本

そうなんですよ。

倉貫

たぶん40人ルールの中だと、信頼関係だけでうまくいきそうです。

山本

そうです、30~40人だと、やっぱり役員が人を全部見れる。顔も分かって、どういう性格かも全部分かるんですけど、それ以上を超えてくると、なかなかやっぱり距離が遠い人もどうしても出てくるので。うちの代表の場合、アメリカに行っていることもあるんですけど(笑)。

倉貫

(笑)

山本

ここからは、これまでの価値観を生かしつつ、大きなところにどう展開するかっていうのが課題というか、チャレンジだなと思ってます。

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倉貫

ちなみに今、会社で実践している取り組みみたいなのはありますか?おそらく、小さな会社から大きくなるときに、どう取り組むんだろうかっていうところに興味持っている会社がたくさんあると思うんです。

山本

基本的には、今までのやり方ベースで行くんですけど、いろいろ問題が出てくるのを1個1個対策するみたいな感じでやっています。ちゃんとこの人数で走ってからまだ半年ぐらいなので、ここからという感じですね。ちゃんと制度設計をするっていうことだと思うんですね。

倉貫

というと?

山本

それまでだと、信頼関係で「大丈夫だろう」みたいなところで緩くやれていたのが、今までの経緯や背景を知らないメンバーもたくさん入ってくるので、そこをきっちり明文化していくというか、価値観の明文化とか共有を大きくなっていけばなるほど、ちゃんとやらなきゃいけないんだなっていうのは思いますね。小さい会社だと、暗黙知でいけると思うんですよ。

倉貫

一緒に過ごしているだけで分かるっていうところが、難しくなるわけですね。

山本

大きい会社になればなるほど、理念とかスローガンとか、すごいきっちりつくるじゃないですか。小さな会社だとそこまでやらなくてもいいんですけど、やっぱりそういうのをやっていかないといけないんだなって。文化を言葉にすると、表現で落ちちゃうところはどうしても出てくるんですけど、大きい組織とか大人数を動かしていくためには、そういった価値観の整理というのをきっちりやっていく必要があるんだなとは、感じているところです。

倉貫

舵をきったからこそ気付けたところですね。

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山本

僕らにとってのコアバリューや理想の働き方とか、会社の価値観っていうのはなんだろうっていうのも、ちゃんと考えようみたいなところを今度合宿して決めてきます(笑)。

倉貫

そこはやっぱり合宿ですか?(笑)

山本

合宿やります(笑)。

倉貫

僕らの合宿も、リモートワークが多いので全国から集まるのは年2回だけですけど、自分たちの価値観はなんだろうかとか、何を大事にしているんだとか、「これをやっちゃ、もうソニックガーデンじゃない」みたいな話をします(笑)。

山本

ソニックガーデンさんは今、何名ぐらいですか?

倉貫

一緒に働く長期的な契約をしている人たちで、25名です。

山本

もうみんなリモートで?

倉貫

半分がリモートワークですね。

山本

リモートワークでの文化の共有って、難しい例とかあったりします?リモートワークが多いと、みんなで集まってのイベントっていうのはなかなかできないですよね。

倉貫

できないですね。半年に1回の合宿はもちろんやるんですけど、それ以外だと、会社の情報をオープンにするってのをやってます。

山本

オープンというと?

倉貫

会社の中のことって、経営で決まってから社員に伝わると、社員たちにしてみるとブラックボックスで自分ごとにならなくなっちゃうので、なるべく僕らは、人数が少ないこともあって、会社の経営の思考プロセスをみんなに全部オープンにしちゃおうっていう感じで、昨日もちょうど夜中に経営会議、いや経営会議って言いつつ、僕と副社長がお酒を飲みながらリモートで話をするんですけど、それをみんながラジオで聞いているんです(笑)。

山本

Ustreamみたいな、ラジオをみんなで聞いている(笑)。それはコメントはできないんですか(笑)?

倉貫

コメントできるんです!なので、ツッコミがたまに入るんです(笑)。

山本

社員からツッコミが入るんだ(笑)。

倉貫

あとは、副社長とのチャットのやり取りも全部オープンにしていて、「あ、社長、副社長、悩んでるな」みたいなのがわかる。会社としてのリスクは、経営陣が考えていることや悩んでいることも、失敗なんかも全部社員にばれちゃうというのがあるんですけど、そのリスクと「この人たちはこう考えて、こう行き着いたな」というのが社員の誰もが分かることを天秤にかけて、今のところオープンにしたほうがいいっていうことでオープンにしてますね。

山本

基本的にはオープンにしたほうがいいですよね。

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